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No.299 Registered nurse(レジスタードナース)略してナース

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いまでは看護師という言葉が定着し、ナースという言葉はあまり聞かれなくなりました。これは男性看護師の増加と大きく関係があります。以前は看護婦などと呼ばれている時代が長く「婦」という言葉からも分かるように、当時は看護業務につく方の大半は女性でした。しかし、徐々に男性の看護師も増えてゆきました。1968年の保健婦助産婦看護婦法の改正後、男性看護師は「看護士」と呼ばれるようになり、女性は看護婦及びナース(略)と呼ばれていたようです。今回は、看護師までの名前の変遷について見てまいりましょう。

看護婦からナースまで

日本で広く長く呼ばれた言葉が看護婦です。医院や診療所・大規模病院などで医師の診療などをサポートし、病症者の世話をする女性を看護婦と呼び、看護婦国家試験に合格し厚生大臣から免許を受けて業務にあたっていました。

看護婦になる為の段階で准看護婦という資格もありその後、看護婦へと進む道もありました。また、これらの身分や業務は保健婦助産婦看護婦法に規定されており1968年の法改正により、男性も資格を取得出来るようになり男性は看護士・女性は看護婦で呼称が分けられていました。

2002年同法は保健師助産師看護師法と改称され看護婦は看護師・准看護婦も准看護師と呼ばれるようになり、男性看護士もこれにならい男性・女性とも看護師という呼称で統一されました。これには、昭和60年に成立した男女雇用均等法が大きくかかわっています。

ナースと呼ばれた時代は古く、その起源は中世ヨーロッパまで遡ります。また、このナースという言葉を世に広く広めたのは、かの有名なナイチン・ゲールではないでしょうか。

また、このナースという言葉はもともとはラテン語のnutricia(ニュートリキア)という言葉がやがてフランスを経て英語になりnurture(育てる)やnourish(養う)・nutrition(栄養)などの同系の言葉へと変わりその語源は「お乳を上げる人」という意味であったようです。

現代でも医師が看護師を指して呼称する場合は、まだナースと言う言葉は使われているようですが一般的に今では看護師という名前が定着したように思います、しかし高齢の方などはまだ看護婦さんとお呼びする事も珍しいものではありません。

ナースの略

ナースは英語での呼び方であるRegistered nurse(レジスタードナース)を日本語読みにするにあたり簡素化されナースと呼ばれるようになったものです。

しかし、ナースと呼ばれるのは日本でいう所の正看護師をさしており准看護師はLicensed practical nurse(ライセンスト・プラクティカル・ナース)という言葉が日本語に置き換わる際に准看護師となったものです。

この様にナースという言葉は、英語では単体としてあまり使用されることは少なく、hospital nurseなどという使い方をされるようです。日本では一般の人が看護師を指してナースと呼ぶことは少ないようですが、ナースコールなどは使われる言葉です。

■まとめ
ナースは何かの略語と言うよりも英語が簡素化され日本語になったものと言えます。しかし、このナースという言葉自体私達一般人はあまり使わないようです。しかし、テレビドラマなどでは割と頻繁に耳にするものです、今回はナースの由来について説明致しました。
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