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No.227 ナースの感染対策

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医療現場の最前線に立ちながら、新型コロナウイルスなど様々な病気と闘っているのは医師やナース(看護師)です。もし感染された場合、それだけでも一大事になりかねず、患者さんとその家族にも影響される恐れがあるからです。今回は、ナースの感染対策についてお話ししましょう。

職場で気を付けるべき項目

お医者さん共々、あらゆる病気を患った患者さんと接するのはナースです。入院した方の介助などを行うほか、診察前のヒヤリングなどの仕事もこなしています。様々な病気と向き合う現場ゆえに感染症のリスクが高くなっているため、衛生面については常に神経を使いながら、院内感染を水際で防ぐ最大限の努力をしているわけです。

基本的な項目としては以下の点です。

①手洗いを通じて
出退勤時はともかく、ケアやトイレ、それに食事介助の前後などを通じて手や指を徹底して洗うよう常に意識し、衛生面に対する自覚をするよう心がけます。
②触ってはいけないところ
首から上(いわゆる顔部分)については原則、触るのを禁止するのが鉄則です。しかし、やむを得ず目や鼻、それに口を触れる場合に関しては手洗いを伴う衛生管理を徹底します。
③体調が思わしくない場合
風邪など調子が悪い場合、無理して出勤すると自ら感染源になりかねませんし、せっかくの感染対策が本末転倒で終わります。対策としては、熱がある場合や調子が悪いと判断した時は、報告、連絡、相談の原則により電話で必ず上司に伝え、指示に従いましょう。
④一定条件の場合
入院している患者さんの中には、呼吸器系症状を患っている方も存在します。その方に配慮する形で咳エチケットを常に意識し、接触及び飛沫感染を水際で防ぐよう対策をしましょう。
⑤休憩時間
ナースの方も時には昼食などを取りながら、一息つきたいですね。しかし、休憩するスペースは限られており、不特定多数で利用されるのが現状です。対策としては大勢の人数での食事を慎み、時間帯を工夫するなど密対策をもって自衛しましょう。

外出先での注意点

また、職場以外における注意事項は以下の通りです。

①外出時
プライベートの時は外出したい気持ちになるものです。感染リスクが高いとされる人たちが大勢いるような、換気性が悪い場所も行動区域内に入るでしょう。しかし、感染防止の現状を考えるならば密になる場所へ行くのは厳に慎んでいただき、感染リスクがなくなるまで訪問を見合わせるしか対策はないものと思ってください。
②身内が感染した場合
家族の誰かが感染しないとは常に限りません。もし感染された方がいる場合は、状況を上司に電話にて伝えてから指示をもらい、家族間感染には厳重注意をしていただきたいものです。

感染された場合の対応

家族内での感染については前述の通りですが、患者さんの場合はどうなのでしょうか。対処法については、その家族の方々やご本人に対し、十分な説明を行って懸念に伴う不安を軽減することが肝要でしょう。
また、その際に扱うのは個人情報も含まれておりますので、第三者に流出しないよう細心の注意を払いながらも、倫理的配慮までも要求されますので慎重に扱いましょう。

予防策の実施については、先に話した項目の通りですが、補足的説明をするならば、入院中や外来などと言った全ての患者さんに対しては接触・飛沫双方の予防をするよう細心の注意を払います。
また、現場によっては個人防護具を支給する場合がありますが、その際には顔全般を覆う個人防具のほか、ガウンや手袋の装備を利用し、エアロゾルが発生しやすい環境においては、専用のマスク(N95タイプ)を身に着けるなど、常に自衛しましょう。

情報交換も忘れずに

ナースの方も現場で仕事される以上、問題点など日々の業務を通じて感じるでしょう。 各現場では情報交換するためのミーティングが実施されており、感染対策などにおいても議題に挙げられています。それは患者さんやご家族の方々に対する不安を取り除き、安心して利用いただける医療機関作りのために必要なことです。
現在、直面している課題及び問題点に対し、自ら抱え込まず互いに情報共有しながら、対処法や改善策などを導き出すことを目的としています。

病院によっては、多種多様の現場で活躍されているナース同士による会議が設けられているところもあるようです。各々の現場ではどのような対策がなされているのか、問題点などを含め発表し合い、情報共有しながら、感染対策へと繋げていくわけですね。

■まとめ

医療従事者が感染防止を前提として衛生面に配慮する意識は高いものと言えるでしょう。患者さんやその家族の方々に対し安心して利用できる環境作りをしながらも、院内感染を水際で防ぐよう常に努力をしているわけです。

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