もらえるはずの残業代~看護師の労働環境~こんなケースなら|ナース専門 お悩み解決コラム ナースジョブ
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No.128 もらえるはずの残業代~看護師の労働環境~こんなケースなら

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看護師の労働環境は病院によって様々なようです。看護師が当たり前だと思って行っている残業のカウント方法など、実はもらえるはずの給料がもらえていない事もあります。看護師の労働環境についてのポイントをお伝えします。

有給休暇についてのポイント

看護師の職場は忙しいのが当たり前。病院によっては、忙しいので有給休暇はできるだけ取らないでとアナウンスしているところもあるようです。しかし、有給休暇は雇用者によって制限されるものではないので、取得できます。

また、パートで勤務しているからという理由だけで有給休暇を得られないなどしている場合も雇用主に有給休暇の取得の申し出をしましょう。雇用された日から6カ月以上勤務しており、かつ8割以上出勤していれば10日は取得できるからです。

残業時間についてのポイント

病院が忙しいからという理由で、残業時間を記録するのは1日2時間までなど、残業時間についてのオリジナルの制限がある場合は要注意です。どんなに忙しかろうと雇用主は残業時間に応じて残業代を支払う必要があるからです。

また、委員会をいくつか掛け持ちしているため、通常の勤務についての仕事を持ち帰りしている場合があるとします。この場合、持ち帰った分についての残業代はどうなるのでしょうか。一般的に自分で勝手に持ち帰った分で、上司が知らない場合は残業代にはなりません。しかし、委員会など業務をたくさん持っており、上司もそれを知っていながら業務を回してくるなどする場合、残業は支払われなければいけません。持ち帰らないでいいように仕事量を減らしてもらうか、残業代を支給してもらうかにしましょう。

朝の勤務時間より前の労働時間は?

申し送りなど、業務に入る前に時間がかかるので、始業時間の30分前や1時間前に出勤している場合、残業時間になります。また、終業時間以降の研修についても残業時間になります。ただし、条件があります。

  • 業務にかかわる研修であること
  • 強制参加であり、不参加だと仕事上不利益がでること
  • 職員の労働安全衛生に関する研修の場合
何時間残業してもいいと言われている場合

忙しい病院なので、何時間残業してもいいと言われているとします。いくら残業代が支給されるからといって、過労になれば業務にも悪影響がでてきます。厚生労働大臣が定める一週間の残業時間の限度は15時間です。週5日働くとすれば、1日平均2時間ほどです。まとめて、たくさんの残業時間が発生する場合であっても、一週間に15時間を超えており、それが原因で仕事が多いと思ってしまう場合、上司に相談しましょう。もし、聞き入れてくれない場合、転職も視野にいれることをおすすめします。

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