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No.235 こんなに大切!ナースの仮眠の重要性

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患者を24時間サポートする医療現場ではどうしても必要なこと、それは夜勤です。また同時に夜勤は、医療現場で働く者にとってはどうしてもきついと感じられる事の多い形態でもあります。今回は(特に夜勤中の)仮眠の重要性とちょっとしたコツを解説します。

夜中に眠くなるのには理由がある

人間の身体は約24時間のリズム(サーカディアンリズム=生体リズムを表すおよそ1日の事)を繰り返しています。
このリズムの働きにより、深夜になると人の深部体温は低下し、自然と眠くなります。夜勤は、この自然なリズムに逆らう行為である為、きついと感じる人が多いようです。

では、どうするべきか?

夜勤時のきつさを軽減するには、どうすれば良いのでしょうか?それは、前述のサーカディアンリズムに沿って、最も体温が下がる時間帯に仮眠を取る事です。時間の目安は60分間〜120分間です。
サーカディアンリズムに沿って体温が下がる時間帯とは、22時〜翌朝6時の間です。その中でも最も仮眠を取ると効果的と言われているのが、深夜3時〜6時の間です。この時間に取る60分間の仮眠効果は、日中に取る180分間の睡眠に匹敵すると言われています。

仮眠を取るのに必要な設備

仮眠を取る為に最も理想的なのは、仮眠用の個室を設ける事です。しかし、仮眠専用個室が必要数用意されている職場は稀なようです。
個室が確保出来ない場合は、どうしたら良いのでしょうか?仮眠を取る為には、最低でも人が横になり、寝返りを打てるだけのスペースが必要です。個室が確保出来ない場合は、カーテン等で仕切られたスペースにベッドを置く事が考えられます。

それすらも確保出来ない場合は、どうなるでしょうか?個室も無く、カーテンで仕切られたベッドも無い場合には、休憩室のソファー等で仮眠を取る事が考えられます。睡眠の質は、個室やベッドに比べてどうしても劣ってしまう事が考えられますが、仮眠が取れないよりはずっと良いです。枕やクッションなどを用意して、少しでもリラックス出来るように心がけましょう。

良質の仮眠を取る為に気を付けたい事

より良い仮眠を取る為には、仮眠を取る場所だけでなく、仮眠前の食事内容も重要です。特に気を付ける点としては、脂っこい物・刺激の強い物・ハイカロリーな物は避け、仮眠の3時間前までには食事を終えるようにしましょう。

■まとめ

夜勤は、体感的にきついと感じる人が多く、その理由は先に述べた通りですが、職場によっては8時間ではなく、16時間勤務といった長時間勤務の所もあります。
法律上は、1週間の労働時間が40時間を超えていなければ問題ない為、もちろん違法ではないのですが、適度な仮眠を取る事は、働く本人にとってだけでなく、職場環境全体に良い効果をもたらします。仕事の質と安全性を向上させる為にも、是非、職場に仮眠を取る環境を整備しましょう。

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