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No.209 ナースの歴史は白衣の歴史

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私たちが病院へ行く時、院内で見る機会が多く病院のスタッフとして活躍しているのが看護師ですね。治療や身内などが入院した時にお話しすることもあるでしょうし、医療現場の最前線で活躍するナースの歴史についてお話します。

女子小学生にとっては憧れ・・・

子供の頃、大きくなったら何になると聞かれた経験はございませんか。今も昔も変わることなく上位の座を守り続けている職業が看護師、つまりナースだということです。最近ではモデルが主演したテレビドラマも放映したりと、医療現場に従事して多くの人たちの命を守りたいという思いは変わってないということを物語っています。
また、親からすればYouTuberやアニメのキャラクターになるよりもこの職業になってほしいというランキングの上位にも入っていますし、親子共々看護師という仕事は安定した仕事であり、資格を取得すると安心できるということから人気の高さは時代など関係ないということでしょう。

歴史を紐解いてみれば・・・

今回のテーマとなるナースの歴史ですが、その起源は中世ヨーロッパにまで遡るのですから、歴史もかなり長いものとなります。そもそもの始まりは、カトリック教会における修道院の人が病人の看護をしたのが始まりでした。
今は見かけることさえ希少となりましたが、ナースキャップという帽子は修道院の方が被っていたベールの名残であるということです。
ロシア・トルコ・ウクライナ・ルーマニアの四方の国々に囲まれたクリム半島はクリミア半島とも呼ばれ、1853〜1856年の間に戦争が繰り広げられ、フローレンス・ナイチンゲールは1854年から終戦までの間に看護師として従軍することになりました。
看護が献身的でなおかつ衛生管理については細心の注意を払っていたことから、傷病兵の死亡率を低下させたことが認められました。その由来から、ナースは「白衣の天使」として親しまれるようになりました。
毎年5月12日を「看護師の日」として全世界に認知されるようになったのは、ナイチンゲールの存在あってのことですね。

日本での歴史では・・・

ナイチンゲールの逸話は世界中に広まり、日本でも1885年からナースを育成するための教育カリキュラムをスタートすることになりました。当初は平常服と式服の二種類が存在し、前者は上着が筒袖、下着が長いスカートでありながら形状が袴に草履に白いエプロンを、後者は詰襟(袖肩にパッドを入れることで高さを調整したようなもの)で、裾の長いスカートをそれぞれ着用していたため、今のような白衣姿とは程遠いものでした。
今のような白衣のスタイルが導入されたのは1937年。日本赤十字社は日中戦争の戦場にナースを送り込みましたが、その時の制服はワンピース型の白衣で、長袖とロングスカートといったスタイルがこの時に導入されました。しかし、全国の医療機関ではそれ以前のスタイルの意匠が踏襲されていましたので全国的に普及するのはまだ先の話です。
第二次世界大戦の激化でナースは外国語とみなされたものの、戦後になって呼び方が復活するとともにワンピース風の白衣がようやく、全国の医療機関に普及するようになったのです。
当初は綿で作られたものですが、1960年代頃になってからはデザイン性を重視することを理由に、化学繊維(ポリエステルなど)を積極的に取り入れた素材へと変更されました。 1970年代にはパンツスタイルのものが導入されましたが、当時はワンピーススタイルのものがまだまだ主流だったことから、本格的に普及されるようになるのはそれから約20年後の1990年代まで待つことになりました。
その背景には、ナースという呼び方が職業差別を招きかねないということで看護師という呼び方に改められ、ワンピーススタイルと比べ感染リスクを防ぐための措置や、俊敏性の良さなどといった観点から、今のスタイルが普及し始めました。また、アメリカでは本来手術用の制服だったスクラブの実用性が高いことから、医療現場において職種関係なく広く普及していきました。
また、ナースキャップについては衛生上の問題や髪の毛への負担が増すことなどから、医療機関の大半では姿を消しました。しかし、ごく一部ではナースであることを示すために存続しています。ナースの歴史を紐解いてみると、看護と制服の歴史が深く関わっていることを象徴しています。

■まとめ

いつの時代でも、女の子が将来なりたい職業の一つとして憧れ続けているナースですが、長い歴史において、怪我をした人たちを看護しながらも健康を願い、人の命を大事に扱うという意味でも、今後の医療環境において欠かすことができない職業です。また、制服についてもナースの歴史とともに常日頃仕事がしやすい環境を求め、時代と一緒にアップデートしていることもナース含めて看護現場における歴史を物語っていることでしょう。

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