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No.196 ナースの夜間勤務と仮眠の重要性について

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医療機関や老人介護施設・訪問看護など、ナース(看護師)の職域は広くあります。
その中で、病棟や救急センターなどを完備した病院勤務のナースさんには、夜間勤務という特別な勤務体制があります。今回は、病院勤務のナースの夜間勤務体制と仮眠のバランスについてご紹介していきたいと思います。

ナースの勤務体制について

病棟などを併設した大きな病院のナースは、日勤と夜勤が混合した勤務体制となります。
この体制は、入院中の患者さんに24時間365日絶え間ない医療ケアを提供するために、必要なサービス体制です。この体制には「2交代制・3交代制」があり、また72時間ルールというものあります。それぞれを詳しく見ていきましょう。

看護体制の2交代制と3交代制

具体的な時間は勤務先によって異なる場合がありますので、参考程度にご覧ください。

①【2交代制について】
朝〜夕方までのAタイプの勤務と夕方〜朝までのBタイプの勤務になります。
時間の目安としては、Aタイプが朝8:00〜夕20:30となり、Bタイプが夜20:00〜朝8:30となり、双方とも16時間の割り振りとなります。

※近年主流となりつつあるのが、Aタイプ朝8:00〜夕17:00、Bタイプが夕15:00〜朝9:00までで、Aタイプが8時間、Bタイプが16時間といった体制があります。

②【3交代制について】
この勤務体制は、A「日勤」B「準夜勤」C「深夜勤」の3つのタイプに分かれます。
時間帯の目安としては、Aタイプが8:00〜16:45、Bタイプが16:00〜24:45、Cタイプが24:00〜8:45となります。この割り振りは、それぞれに45分程度の休憩を取り、それぞれが8時間勤務になるよう割り振られています。

夜間勤務と仮眠の重要性

ある研究では、人の中に存在する体内時計は24時間周期で回り、午前2時〜4時に眠気が来ると言われています。
また12時間周期で体内時計が回るタイプの方もいて、この場合は午前2時〜4時と午後14時〜16時の2回眠気の周期が来ると言われています。このときに20分程度の睡眠を取ることが、一人ひとりの健康と仕事の効率化に繋がると言われています。ナースの夜勤においても仮眠を取り、患者さんへの適切な対応が出来るよう勤めていくことが重要です。
※この時バスタオル等を持参すると、仮眠しやすかったりしますのでオススメです。ついでにリラックス効果のあるアロマオイルなどを染みこませておくと、さらに効果的です。

■まとめ

患者さんに24時間体制の医療的ケアを行うことは非常に重要ですが、睡眠不足がゆえに起こる健康障害もあるので、仮眠をとって体を休めることはとても大切です。患者さんの命を預かる大切なお仕事ですから、休息をしっかり取っていつでも最適な状態を心掛けましょう。

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