No.27 どうやって伝える? 難聴患者さんへのケアポイントとは?

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看護の現場には、さまざまな症状を抱えた患者さんがいます。
特に、難聴の患者さんに対してはこちらの伝えたいことがうまく伝わらないという懸念もあります。
難聴の患者さんと上手にコミュニケーションを取るためには、どうしたらよいのでしょうか?

低い声でゆっくり話す

難聴の患者さんの場合、高い音域が聞き取りにくいという人が多くいます。
そのため、聞き取りやすいようにするには、ゆっくりと低い声で話すことがポイントです。
難聴の患者さんに話しかける時には、寄り添うように耳元に近づいて低い声で話しかけてみましょう。
看護師はマスクをしていることも多いものですが、話す時だけでもマスクを外したほうが聞き取りやすくなります。

簡潔に伝えることが大切

難聴の患者さんに長々と話をしても伝わりにくいものです。
話しかけるときは、できるだけ簡潔に伝わるようにしましょう。
「明日、朝9時に、検査です」といったように、言葉はひとつひとつ区切りながら伝えると聞き取りやすくなります。
また、専門用語は聞き取りにくく理解してもらえないことがあるので、できるだけ簡単な言葉に代えて説明することも大切です。

筆談を取り入れてみる

話をしてもなかなか伝わらない場合には、筆談をするというのもひとつの方法です。
聞き取りが苦手な人の中には、筆談で伝えてくれたほうが助かると思っている人も少なくありません。
診察のことや検査のこと、伝えておくべきことなどを、メモやノートなどに簡潔に書いて一緒に読みながら伝えましょう。
文字だけでなく、イラストを上手に使った筆談をするのも上手に伝える1つのポイントです。

伝えようとする努力が大切

患者さんのなかには、さまざまな理由で文字を読むことが難しいケースもあります。
そういった場合には、身振り手振りのジェスチャーなども使ってなんとか伝えようという努力をしましょう。
ジェスチャーをするときには表情に変化をつけたほうが伝わりやすくなります。
根気よく伝えようとする姿勢は、相手との信頼関係を構築することにもつながります。

できるだけ本人と直接応対する

難聴の患者さんに対しては用件を伝えるのが大変なため、その家族や付き添いの人に話をして、伝えてもらうという方法ももちろんあります。
しかし、当事者である患者さんはこういったときに不安な気持ちを抱えてしまうことも少なくありません。
「自分のことだからこそ直接話をしてほしい」と思っている患者さんが多いということを忘れず、できるだけ本人に直接伝えられるように努力したいものですね。

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