No.66 保育園で働く看護師、仕事内容やメリットは?

2007年に厚生労働省が私立保育園への看護師の配置を促進し始めて以来、保育園での看護師のニーズは高まっています。
しかし、病院での勤務経験しかない看護師の方にとって、保育園で看護師として働くというのはいまいちどんな働き方なのかイメージしづらい部分が多いのではないでしょうか。
ここでは、保育園で働く看護師の仕事内容や、病院勤務との違いなどをご紹介します。

保育園看護師の仕事内容

保育園の看護師の役割は、子ども達の健康管理です。
子ども達の体調不良やケガへの対処が求められる場面もありますが、基本的には「病気やケガをしていない」状態の子ども達を相手にすることになります。
これは病院勤務との大きな違いだと言えるでしょう。
主に0歳児の健康管理を任されることが多く、検温や視診、触診、服薬介助などをおこないます。
また、園児が急な病気になった場合やケガをした場合などに、応急処置をしたり病院へ搬送をおこなうかどうかの判断をしたりといった役割も担います。
保健だよりを作成して、保健にまつわる知識を保護者らに伝えたり、健康診断の日程を調整したりといった仕事を任されるケースもあるでしょう。
こうした医療従事者としての役割だけでなく、保育士と同様に子どもたちの世話をしたり遊び相手になったりといった業務もおこなうのが一般的です。

病院とどう違う? 保育園看護師という働き方

保育園看護師として働く場合、病院勤務とはかなり異なる部分が多くなります。
どのような違いがあるのかをご紹介します。

・日勤のみ、土日休みの働き方
保育園の看護師は、基本的に園児たちを預かる日勤のみで、土日は固定休となる場合が多いです。
夜勤のある病院勤務と異なり、規則正しい生活リズムで過ごしやすいのは保育園で働く大きなメリットの一つ。
一方で、夜勤手当ありで働く看護師と比べ、お給料はやや低めになる傾向があります。
・園内唯一の医療従事者
基本的に、一つの保育園に配置される看護師は一人です。
子どもが病気やケガをした場合の判断や対応は看護師に任されることになります。
病院のように、同僚や先輩、ほかの医療スタッフなどに相談したり指示を仰いだりすることはできません。
この責任の重さをやりがいと感じるか、プレッシャーと感じるかは人によって異なるところでしょう。
・医療行為は少ない
保育園看護師はケガや発熱の応急処置など簡単な医療行為をおこなうことはありますが、病院で働く看護師のように採血や点滴などをおこなう機会はありません。
この部分を物足りなく感じたり、看護師としてのスキルアップにつながらないと感じる方もいるかもしれません。

保育園で働く看護師の仕事内容や、病院勤務との違いについてお伝えしました。
病院での働き方とは異なる部分も多いですが、そこに魅力ややりがいを感じられる方も少なくないはずです。
特に子育て経験のある看護師や、小児科勤務経験のある看護師、子どもが好きだという看護師には向いている職場である可能性が高いと言えるでしょう。

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